声をひそめて

日々の徒然。随時更新。

2016年06月

欅坂46のポエトリーリーディングで思うこと

欅坂46というアイドルグループの新曲が

ポエトリーリーディングを大胆に取り入れていてビビった。

きちんとポップソングになっているところ、さすがSMEと言うべきか。



同じSMEの先輩、乃木坂46は以前「乃木坂浪漫」で朗読やったりしてるけど

映像も撮って、いかにも芝居のお勉強の一環としての企画って感じだった。

乃木坂、好きですけど。



そういえば「ショートショート作家」として知られる田丸雅智氏の作品を

劇団EXILEのメンバーが読んでいる、なんて動画もある。



こうしたものを見ると、なんとなくではあるが

サブカル的なものに対するコンプレックスを

参加するタレントより、スタッフ側が持っているのではないかと思ってしまう。



そして逆に、朗読は「サイレントマイノリティー」な世界なのだなと痛感する。

6月は服選びが難しい。

蒸し暑い日が続いている。

地元の駅の自動販売機には、まだ「あったか~い」が売っている。

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知り合いの女性とファッションの話になった。


僕はいま47歳だが、この年齢でオシャレな男性をあまり見ない、という。

まぁ僕自身そこまでファッションに気を遣うわけではないが

季節に合わせた服を選ぶことはある。

要は派手なものやハイファッションのことではなく

休日の街を歩いていてオシャレな人は確かにいるが、

フォーマルと日常生活の中間にあるような、しかしきちんと気を遣っていることがわかる服を

意識的に選ぶ47歳がどれだけいるのか。


服に全く興味がない場合はさておき、

それは経済状況のことももちろんあるだろう。

家族の生活を支えるために、自分のためにお金を使わないという考え方。

電車の中で僕と同い年ぐらいの男性を見ると、その考え方は透けて見えるときがある。

そしてその責任を果たす姿を見るたびに、僕は気恥ずかしい気持ちになる。

それはファッションとは別の意味でカッコイイ。

その圧倒的な正しさは圧倒的に強い。ひれ伏すのみだ。


そして同時にずるいと思うときもある。

「生活のためにそれを犠牲にしている」という言葉は正しすぎるし、カッコ良すぎる気がする。

その立場になってから物を言えと思われるかもしれないけれど

自分を騙す論理とまでは言わないが、

反論できない考え方を真っ先に掲げる人を、僕は未だにどこか信用できないでいる。


梅雨時は服選びが難しい。

結局のところ、自分の感覚以外に信じられるものがない。

ならば、どれが正しいということじゃなく、

自分のエゴトリップみたなものと、上手く付き合うことが大事なのだと思っている。



季節はずれの「あったか~い」自販機コーヒーを、名残惜しみながら飲んでみよう。

サム・メンデス監督の映画「スペクター」を観る。

借りていて全く観ていなかったBDを消化している。

ダニエル・クレイグの007シリーズの完結編といわれる、映画「スペクター」。

僕はシリーズ前3作も観ているのだが、

前作「スカイフォール」ですでに終わってるじゃんと思っていたので

あまり期待もなかったのだけれど楽しめた。

ただこれはあちこちで言われているように前3作を観てこその映画なので、

そういう意味では残念な映画だとも言える。なんかちょっと長いし。


興味深かったのは、派手なオープニングのあとに鳴る、サム・スミスの主題歌だ。

前作はアデルだが、実は二人が共通して持っているのは「声の持つ哀しみ」である。

内容が決定してからの選択だとしても、それがこのシリーズのイメージを決定付けている。


サム・スミスの歌声が放つ、「ドラマティックかつ圧倒的な哀しみの声」がリアルに響くのが、

今の時代であり世界なのだという断定が、この映画「スペクター」全体を貫いているかのようだ。


イヤホンの季節へ

勤め先の近くに大学があるせいで学生の通学風景は日常風景である。

そこで目につくのは学生のイヤホンやヘッドホンの比率だが

徐々に暑くなるにつれヘッドホンは減っているようだ。

それでもヘッドホンを着けて通う人は少なからずいて、

やはりというかbeatsが多い気がするし、bluetoothも増えている。

ファッション性って大事だなと思う。


僕がいま日常的に着けているイヤホンはSONY XBA-A3である。

ノーマルと印象が違うのは、リケーブルとコンプライのイヤホンチップのためだ。

よってもう付属のケースに入らないので、ハリスツイードの小銭入れをケースとして使っている。

お洒落とは言えない。

でも、しばらくこのイヤホンを使っている。好きな音だ。

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BIOHAZARD7体験版(プレイアブルティザー)

プレイ中である。

TPSじゃないのか。



朽ちた家、黒電話、ヒューズ、マネキン、手斧、謎の指とか・・・不穏な雰囲気を重視。

操作法はVR対応という流れのFPSみたいな感じに。


しかし・・・どうやっても館から出れないのは仕様なのか?
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